ボッテガ・ヴェネタのクリエイティブ・ディレクター、トーマス・マイヤーがワールド・モニュメント財団から表彰を授与

ボッテガ・ヴェネタのクリエイティブ・ディレクターを務めるトーマス・マイヤーが、日本のモダニズム建築の保全に関する功績を称えられ、ワールド・モニュメント財団が年に1度ニューヨークで開催する「ハドリアン・ガラ」で2016年ウォッチ・アワードを受賞しました。

    Photo Credit: World Monuments Fund/Sophie Mathewson

    トーマス・マイヤーのコメント:「皆様、こんばんは。ワールド・モニュメント財団によるアワードを受賞し、大変光栄に思います。私にとっては初めての歴史的財産の保全に関わる経験でしたが、”すべてのものに声がある”という大変重要なことを教えられました。今夜ここに集う私たちは、現代における最も偉大な歌声の一つと出会うことができます。ともに声なきものに声を授けましょう。ホテルオークラ東京のような20世紀半ばのマスターピースやブルータリズム、アフリカン モダニズム、または今日の世界でまだ脚光を浴びていない建築、これらすべての声なきものたちが私たちの声を必要としているのです。本日はありがとうございました。」

    長年アートと建築をこよなく愛してきたトーマス・マイヤーは2014年、残存する日本のモダニズム建築の中で最高傑作の一つと言われていたホテルオークラ東京の建物が解体されることを知りました。ほかの国々と同様に日本でも第二次世界大戦以降に建てられた重要な建物の多くが解体の危機にさらされています。トーマス・マイヤーとボッテガ・ヴェネタは、一流の建築家やデザイナー、アーティストに声をかけ、さまざまなイニシアチブを通して日本のモダニズム建築への関心を高めました。